第15回 神奈川県慢性期医療協会 web講演会 開催
《開催案内》
- 開催日時:2023年3月3日(金)17:50~19:20
- 開催場所:【ライブ配信】Zoom によるオンライン配信
- 費用:無料(会員施設、非会員施設ともに無料)
- 幹事病院:イムス横浜東戸塚総合リハビリテーション病院
- 共催 :神奈川県慢性期医療協会 / ニュートリー株式会社 / テルモ株式会社
《プログラム》
■情報提供「アップリード」 ニュートリー株式会社
■講演
座 長:中尾 健太郎 先生
イムス横浜東戸塚総合リハビリテーション病院(東戸塚リハ)院長
■一般演題『当院のコロナ禍における生活リハビリ病棟の取り組み』
演者:瀧澤 亮 先生
イムス横浜東戸塚総合リハビリテーション病院(東戸塚リハ)リハビリテーション科 副主任
共同演者:佐藤 洋平 先生
イムス横浜東戸塚総合リハビリテーション病院(東戸塚リハ)リハビリテーション科 技師長
■特別講演『 身体の機能維持やリハビリテーションに必要な栄養管理の新しい景色』
演者:岡田 雅仁 先生
横浜南共済病院 健康管理センター 室長 NST チェアマン
2023年3月3日(金)、第15回となる神奈川県慢性期医療協会講演会を、当協会とニュートリー株式会社、テルモ株式会社との共催により、オンラインで行った。
AP横浜(横浜市西区)を会場にライブ配信を行い、事前に申し込みがあった約100名の方にご視聴頂いた。前回に引き続き幹部会のみ対面で開催した。
講演会は二部構成で行われ、両講演ともに座長は当協会副会長で幹事病院である医療法人社団明芳会イムス横浜東戸塚総合リハビリテーション病院の院長 中尾 健太郎氏が務めた。
一般講演は、同病院リハビリテーション科作業療法士の瀧澤 亮氏が務めた。「当院のコロナ禍における生活リハビリ病棟の取り組み」と題し、コロナ陽性患者に対するリハビリテーション介入事例や「夢プラン」と称した外出支援、社会参加の取り組みについて、「自分らしさ」や「今やりたい」を叶えるための個別支援についてお話頂いた。
後半は、横浜南共済病院健康管理センター室長/NSTチェアマンの岡田 雅仁氏を講師にお迎えし「身体の機能維持やリハビリテーションに必要な栄養管理の新しい景色」をテーマにご講演頂いた。岡田氏からは、横浜南共済病院がある横浜市金沢区の三師会嚥下在宅チームにおける嚥下機能評価の取り組みが紹介されたほか、身体機能を維持するためのポイントとして早期からの栄養管理、リハビリテーション、運動機能を維持するための治療が重要であると述べられた。
最後に栄養管理は急性期病院だけで完結するものではなく、慢性期病院や在宅医との連携が欠かせず重要になることが示され、大変有意義な講演会となった。
なお、第16回となる次回の神奈川県慢性期医療協会講演会は平成横浜病院が幹事となり横浜市立大学医学部主任教授の中村健氏をお招きする予定である。
医療法人社団三喜会 理事長 鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太(神奈川県慢性期医療協会会長)
医療法人社団三喜会 鶴巻温泉病院 地域連携室 伊勢正輝(協会事務局)
岡田雅仁氏
集合写真(撮影時のみマスクを外しています)