2022年2月18日(金)、第13回となる神奈川県慢性期医療協会講演会を当協会とテルモ株式会社との共催により、オンラインで実施した。
講演会は、幹事病院である湘南長寿園病院(藤沢市)の一室から行い、事前に申込みいただいた約40施設向けにライブ配信を行った。
座長は医療法人社団 湘南シルバーサポート 湘南長寿園病院 院長 松川 フレディ氏が務め、演者には医療法人社団 悦伝会 目白第二病院 副院長 水野英彰氏を講師としてお迎えし「慢性期医療での経腸栄養管理~流動食の選択と活用~」をテーマにお話しいただいた。
水野氏からは、コロナ禍においてフレイルは急増することが予測されており対策が必須であることや、緊急事態宣言がもたらす高齢者の身体機能への影響、また経腸栄養トラブル(特に排便トラブル対策)が最も大切であること、さらに下痢発生時のコストシミュレーションについて、対応に関わる業務負荷や物品コストについても示される等、分かりやすく解説していただき有意義な講演会となった。
なお、次回は6月にWEB講演会を計画中である。
医療法人社団三喜会 理事長 鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太
医療法人社団三喜会 鶴巻温泉病院 地域連携室 伊勢正輝
(神奈川県慢性期医療協会 事務局)