時間 | 内容 | 講師 |
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18:15 | 情報提供 「超高濃度栄養食について」 |
テルモ株式会社 |
18:25 | 一般講演 「慢性期病棟における超高濃度栄養食の活用(仮題)」 |
IMSグループ 医療法人社団明芳会 新戸塚病院 副院長 中尾 健太郎先生 |
19:00 | 特別講演 「急性期から在宅における経口摂取維持・回復に向けた新たな視点(仮題)」 |
目白第二病院 副院長 水野 英彰先生 |
20:20 | 情報交換会 | 崎陽軒本店 4階「ダイナスティー」 |
21:00 | 閉会 |
2020年2月18日(火)崎陽軒本店(神奈川県横浜市西区)にて、当協会とテルモ株式会社との共催で第11回神奈川県慢性期講演会を開催し、17施設99名が参加した。
はじめに鈴木 龍太会長(医療法人社団三喜会 鶴巻温泉病院 理事長・院長)の挨拶から始まり、幹事病院事務長である戸田 毅氏(IMSグループ 医療法人社団明芳会 新戸塚病院)による進行の下で行われた。
一般講演では、新戸塚病院 副院長の中尾 健太郎氏から「慢性期病棟における超高濃度栄養食の活用」と題して、食事と栄養について3つの症例を基にご紹介していただいた。
食べるときの負担を減らして栄養状態を改善することにより、食べられない人に「食べる」を届ける取り組みについてご講演いただいた。
特別講演では、目白第二病院 副院長である水野 英彰氏より「急性期から在宅における経口摂取維持・回復に向けた新たな視点」というテーマでご講演いただいた。
高齢者の「食べたくない」をどのように克服するかについて、栄養評価ツールであるSNAQ(栄養状態評価表)の活用と、食思を低下させる薬を服用していないか、薬剤師との連携が重要であるとのお話であった。
また国民栄養調査の結果を基に、高齢者の食事リズムや健康寿命を延ばすためのポイントについてONSの活用術についてもご紹介をいただいた。
参加者からは「栄養管理の重要性について理解できた」「量だけではなく栄養の質を上げていくことが重要だと気付かされた」などのご意見をいただき、好評な講演会となった。
次回の第12回講演会は、2020年6月16日(火)ホテル横浜キャメロットジャパン(神奈川県横浜市西区)での開催を予定している。