時間 | 内容 | 講師 |
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18:30 | 情報提供 「イノラス配合経腸用液について」 |
株式会社大塚製薬工場 |
18:40 | 特別講演 「地域連携・これからの社会の変化とニーズ」 ~ 栄養ケアマネジメントを例に ~ |
みその生活支援クリニック 院長 小野沢 滋 先生 |
20:15 | 情報交換会 | |
21:00 | 閉会 |
2019年6月3日(月)小田急ホテルセンチュリー相模大野(神奈川県相模原市)にて、当協会と株式会社大塚製薬工場とで、第10回講演会を共催し、20施設108名の参加があった。鈴木 龍太会長(鶴巻温泉病院 理事長・院長)の挨拶から始まり、座長の小松 幹一郎副会長(小松会病院 院長)の進行の下に行われた。特別講演会として、みその生活支援クリニックの小野沢 滋先生をお招きし「地域連携・これからの社会の変化とニーズ~栄養ケアマネジメントを例に~」と題してご講演いただいた。
講演では、日本の少子高齢化社会について、会場のある相模原市を例に挙げ、これまでの人口動態と今後の人口予測が示された。この地域では人口減少がさらに進み、医療・介護を十分に受けることのできない事態や、今後起こりうる様々な問題(家族を前提としたケアは成立しなくなる、貧困の加速、介護人員減少など)が予測されることを、豊富な統計データを基に解説いただき、大変有意義な時間となった。
参加者からは「危機的な状況であることが分かった。早急な対策と方針転換が必要だと思った」「未来予測は不安に感じましたが社会の現状を多角的に説明して頂けて参考になった」などのお声を頂戴することが出来た。
また講演会終了後の情報交換会には小野沢先生にもご参加いただき、参加者と気軽に意見交換ができる場となった。
次回の第11回講演会は、2020年2月18日(火)崎陽軒本店(神奈川県横浜市西区高島)での開催を予定している。